MBAで学ぶマーケティングなんてクソの役にも立たない?


少し挑発的なタイトルですが、本や講演などを聞いてるといろいろなところで
このような言葉を聞きます。


数百万円を投資してビジネススクールに通った者としては否定したい気持ち
もあるけれど、卒業してみて実際どうなの?というのを書いてみます。
あくまで私見ですからね(^○^)


さて、結論から申し上げると、「役に立たない」です。

例えば、マーケティングの泰斗コトラー先生のSTPとか、MKTGの4Pとかを
知っててもほとんど意味がない。なぜなら、このような型にはめるやり方
自体がもう終わってる。求められるのは新しいアイデアとかソリューション
な訳ですから。

たまにこれでもかと言うほどこのような理論を使ったプレゼンを見かけるけど、
ドン引きですね。こういうのを僕はフレームワーク野郎と呼んでます。


      ◆そういえばミンツバーグもこんな本出してました。


こここまで書くと僕の同級生やMBA仲間に嫌われそうですが、僕が言いたいのは、
「理論だけでは意味がない」ということです。


つまり、実践がなければクソの役にも立たないということです。ガソリンがなければ
車の意味がない、充電切れのiPhoneは使えないのと同じように常に理論と実践はセット
になっていなければならないということです。もっと砕けた言い方をすれば、
頭でっかちになるなよということです。


文章力がないので画像を使ってMBAマーケティングを学んだ結果どうなのかとういうの
を表現するとこんな感じです。

▼MKTGを学ぶ前の頭の中



▼MKTGを学んだ後の頭の中


本でいくらマーケティングを学んでも意味がないと分かったのも今まで見えなかった部分が
みえるようになったのもMBAマーケティングを学んだ結果だと思っています。その意味で
役に立たないと言いながら、実はかなり役に立っていると言えるでしょう。

最後に本で学んで知識や座学で学んでことはすぐに忘れるけど、ディスカッションやケース
を通して学んだことは今でもふと頭に浮かんできます。後はこれをどう活かすかが僕に課せ
られた課題だと思っています。

つーことでこれからもがんばります!