法人登記で感じたコンビン経営との共通点

本日、会社の登記申請がすべて完了しました。あとは税務署など諸官庁へ登録をするだけです。これで一応法人として認められました。

さて、法務局での待ち時間に色々と観察して感じたのですが、ひっきりなしに登記申請が行われているのです。これにはちょっとビックリしました。なぜならば、日本にはベンチャーが少ないとか、起業家が少ないとか言われているけど、登記件数をみれば物凄い数の会社が毎日生まれているのです。(まぁ、一般的に家族経営の八百屋や飲食店はベンチャーとは呼ばないけど)

そこでちょっと調べてみました。正確な数字は調べられなかったけど政府統計によると毎年150万〜160万の法人が生まれているのです。(逆に倒産、廃業など減っていく件数は分からなかったですが同じくらい無くなっているはず)つまり、大局的にみるとちゃんと新陳代謝しているのです。スクラップ&ビルドがされているのです。

これって何かに似てるなと思いませんか?そう、「コンビニ」です。毎年多くの店舗が閉鎖し、そしてどこかで新しい店舗が生まれているのです。このシステムで確実に儲かるのは本部です。いくら潰れようが、新しい加盟店がありさえすればいいからです。私はコンビニに代表されるフランチャイズ制度全体を批判するつもりはなく、むしろすばらしいフランチャイズもあると思っています。ただ情報格差を埋めて判断しないとたいへんな目にあってしまうと思っています。

話をもとに戻すと、コンビニ本部を法務局に例えると全く同じ図式ができているのです。その結果1社あたりの手数料20万として計算すると3000億円の歳入になるのです。手数料だけでこれだけの金額になるのだからすごいなあと感じました。

話をまとめると、これだけ多くの会社が生まれ、そして死んでいく。その中で自分の会社はどうなるのかなあと不安に感じながらも、「やるしかない」と固く決意したのでした。

「日は沈み、そしてまた昇る」そんなことを感じた日でした。