ベンチャー経営者に必要なこと、イケてるベンチャーの見分け方
先日、明治大学ビジネススクール(MBS)起業部主催の講演に行ってきました。
テーマ:ベンチャー企業継続成長の7つの条件
講師:株式会社アマテラス 代表取締役社長 藤岡 清高 氏(プロフィール)
内容に入る前にMBS起業部について少し紹介すると、起業た人、したい人を
みんなでサポートしようという集まりです。日本を元気にするためにはベンチャー
とイノベーションが必要だよねというのが共通認識です。活動内容は起業家の講演、
部員の持込みネタのブレストなど様々です。基本的にオープンポリシーなのでMBS以外
の人でも参加できるのでお気軽のお越しください。
FBページでも情報公開しているのでどうぞ。
http://www.facebook.com/meijibusiness
それでは本題に入ります。「ベンチャー企業継続成長の7つの条件」という
テーマでお話しいただきましたが、ベンチャー企業の経営者としての心得と、
キャリアプランの選択肢としてベンチャーを考える際、>イケてるベンチャーの見分け方、
両方に共通する内容でした。
その1 トップの志が大きいか?
「あなたの会社はどんな社会的課題を解決するのか?」この質問にスラスラと
答えられないようではダメですね。
その2 どこまで成長したいかを明確にイメージできているか
最終ゴールとそのためのハードルを理解しなければならないですね。
その3 ターゲット市場は大きいか?
これはとても重要。極論だが市場が大きければ、あまりイケてなくても
何となく上手くいくこともある。
その4 特化しきれているか?
差別化と自社の強みを理解しているかということ。
その5 アセット積上げ型のビジネスモデルになっているか?
経験曲線が効くモデル、スイッチングコストが高いビジネスモデルかどうか。
その6 差別化+回収エンジンのバランスのとれたビジネスモデルか?
ビジネスそのものが面白いだけでなく、儲かるモデルか?
その7 市場のトップ3に入れるか?
優勝劣敗が明らか。勝てる市場を探すか創りだすしかない。
上記の7つを自分自身に当てはめるとどれも中途半端なような気がします。今一度
自分自身に問うてみる必要があると思いました。
最後に「ベンチャーに人を集めるためにはどうすればいいか?」と質問させて
いただいたところ、「稼げる経営者にならなければならない。
いざという時、この人なら自分を食わせてくれると思わせなければならない。」
とお答え頂きました。全くその通りです。自分がJoinする立場なら、絶対それが
最低条件になるでしょう。
自分に足りないものが見え、示唆に富んだお話でした。藤岡さん、ありがとうございました。