2/28 Open Network Lab、3/2大川ドリーム基金のイベントに参加しました

今週は2つのイベントに参加しました。なかなかいい話が聞けたので備忘録としてまとめてみます。

まずは2月28日、Open Network Live! 7 / BRIDGE 2011 February に参加しました。ゲストスピーカーはカヤックの柳澤大輔さんで「アイデアとサービスの創造」というテーマでお話頂きました。

柳澤さんは、アイデアの出し方や思考法についての著書がありますね。私も読みましたが衝撃的というか、かなり面白いです。いつも私たちを驚かせてくれるサービスの源泉はこのようなアイデア出しにあるのではないでしょうか。

アイデアは考えるな。

アイデアは考えるな。


さて、今回はOpen Network Labということで起業家やベンチャー志向の人が多かったのでカヤック創業のあたりが話の中心でした。

■起業した理由
新卒で入社した会社で「尊敬できる人が必ずしも上司になるわけでない」ということに疑問を感じ、自分が新卒で入りたい会社をつくろうと思い、起業した。だからカヤックという会社は今まで組織戦略だけをやってきた。事業戦略は後から考え
たということです。そして10年間、会社を経営して分かったことは次の2つ。

・ビジョン経営
・リーダーこそチャレンジが必要

人が共感するのはこの2つ。特にリーダーが自分自身を変えようとしている姿勢にフォロワーは共感するという話にはとても納得させられました。私も会社を設立したばかりだが、この事業をやりたいというよりは関係者が幸せになれる組織をつくりたいという思いが強いです。まだまだ勉強が必要ですが、私も徹底的に組織戦略にこだわってみようと思います。

そして、3/2大川ドリーム基金ではCCCの増田さん、秋元康さん、サイバーエージェントの藤田さんのパネルディスカッションが行われました。テーマは「予兆:社会現象を巻き起こすビジネスの立ち上げ方」で3人とも社会現象を起こした人ですね。

■予兆は外からではなく、内から湧いてくる
これは3人とも同じようなことを言っていました。予兆とは世間で流行っているとか誰かに聞いたりするのではなく、自分の中で面白いと感じるものをである。これだと思ったことをやった結果がたまたま社会現象になったということでした。とにかく、好きなことを無我夢中でやるだけということでしょう。

今週は先輩経営者の話を聞けて、とても参考になりました。まずは自分が無我夢中になれる環境を一日も早くつくりたい。そう思いました。