10年前と比べPC、デジカメは安くなったのにクルマは変化してないのはなぜ?

愛用しているレッツノートT5のHDDがカチカチと悲鳴を上げ始めてきたこともあり、新機種を買おうかと物色しています。本体の裏をみると2006年製となっているのでPCとしては本当に頑張ってくれています。ご存知のようにレッツノートは他社製のものより4,5万高いけど、やはりそれなりの価値があるなあと改めて感じました。

さて、ここ数年でパソコンやデジカメはありえないスピードで安くなったと思いませんか?パソコンは10万円以下が当たり前だし、デジカメなんか1万円でもかなりのスペックのものが買えてしまいます。我々消費者からすれば嬉しいことですが、このような状況で利益を上げなければならない企業はやはりたいへんですね。

一方、クルマはどうでしょうか?おそらく10〜20年の間ほとんど価格は変わってないのではないでしょうか?この状況はいつまで続くがわかりませんが、私は10年以内には大きく変わると想像しています。

消費者のクルマ離れも進み、大衆はクルマに大金は払わないでしょう。プラットフォーム化やモジュール化により、生産コストは大幅に削減され、30〜50万円のラインが売れ筋になると思います。もちろん、その対極にある高級車は生き残ると思います。

一般的に自動車生産コストは大衆車も高級車も生産コストに大きな差はなく、高級車の利益で儲けていると言われていますがこの構造は将来も変わらないと思います。

変わるのは今よりさらに二極化され、大衆車の価格が大幅に下がると思います。
なんかPCの話から変な展開になってしまいましたが、要するに今当たり前と思っていることも将来は変わっているという単純な話でした。