となりの就活生のPCを覗いてみた

「覗いた」というというと如何にもって感じなので、「目に入った」という表現の方が適切かも知れませんが、今回は就活について考えてみたいと思います。

先日も大卒就職内定率68.8%で過去最悪なんてニュースが報じれられてましたね。

【大卒の就職内定率68・8% 2年連続で過去最低】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110118-00000524-san-bus_all

ちなみに就職内定率の計算式は「就職決定者数÷就職希望者数」になります。ちょっと待てよ。この計算式だとひとりで複数内定を得ている場合はどうなるの?ちゃんと調べてないから分からないけど、理論上100%を超えることもあるってことだから、実際の内定率はもっと低いのかもしれないですね。まぁ、今回は内定率がどうこうの話ではないのでこれ以上触れないことにします。

さて、話を戻しますが、私がみてしまった彼もそうだったのですが、今の学生はエントリー100社は当たり前みたいに言われてますよね。100社ともなると当然志望業界も職種もバラバラになるでしょう。そうなると一社一社ちゃんと調べる事って不可能なのではないでしょうか。僕は就活してないので大きなことは言えないけど、僕らの時代は多くても20社くらいでした。(当時はまだインターネットではなく、今では考えられない分厚いハガキ付カタログでしたが)

結論を言うと、就活の問題はすぐにエントリーできてしまうことではないでしょうか。誰かも言ってましたが、実際企業が募集を告知するとすぐにエントリーは埋まるけれど、いざ説明会になると空席が目立つなんてこともざらにあるとのこと。つまり、平気でドタキャンする学生がいるのです。こりゃ、就職以前に人間としてどうかしてるでしょ。

ゲーム理論ではないけど、誰かが今のようにとりあえずツバつけとくみたいにエントリーしまくる奴がいたら、まわりも引きずられてそうなってしまうのだから、やはり、大人が就活そのものの在り方を変える必要があるのではないでしょうか。

私は就活もしてないし、大企業に勤めたことがないので分からないけど、「鶏口となるも牛後となるなかれ」というように小さいところで幅広く学ぶのもいい経験になると思いますよ。大事なことはどこで働くはではなく、何をするかですから。


いつもながら駄文ですみません。